配管Pipitとは
配管Pipit(はいかんピピット)は、継手の組み合わせから切寸法をピピッと簡単に求められるアプリです。
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3Dモデルで分かりやすいパイプカタログも搭載。パイプ・継手の形や寸法が直感的に理解出来ます。
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「径違い大曲りエルボに125Aってあったっけ?」・・・なんて場合に便利だぞ
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こんなことしてませんか?
継手を仮組みしてメジャーで測定
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あるある。だって手っ取り早いんだもん。
継手が動いてしまったり、狭い現場ではやりにくいという問題も。そもそもこれって、なんか不正確な感じしますよね。かといって継手をしっかりはめてしまうと、取るのが大変ですよね。
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2人がかりで・・・
場合によっては一人だと計測しづらいため、2〜3人で頑張ってる光景も良く見ますね。結構大変な作業ですね。
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え〜〜〜!?こんなの普通じゃん!じゃぁどうやれっていうの!?(プンスカ☹)
承認図を使えば切寸法を計算できます。
配管や継手の多くはJISなどの規格で寸法が決まっています。だから実際に継手を仮組みしなくても、すでにある配管からの長さを測れば切寸法が計算出来ます。
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どうやって測るの?
こんな感じです。配管の端や中心からの長さを測れば良いのです。
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ふむふむ。これなら出来そう。で、計算はどうやるの?
例えばDVのエルボでは以下のように決まっているので、測定した箇所と本来測りたい場所との差を足し引きすれば良いのです。なお、LとZは呼び径によって異なり、50AであればL=58mm, Z=33mmとなっています。また、①と③の計算には配管の外径も必要で、こちらも呼び径によって決まっています。
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あわわわ・・・なんか大変じゃん!こんなのいちいち調べながら仕事出来ないよ。
そこで配管Pipitです。
配管Pipitを使えば、継手の種類と呼び径、測定した箇所(直管の内側・外側、直管の芯、継手の端面から選択します)を画面で選んで測定値を入力するだけで簡単に切寸法を求められます。
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本当に簡単に出来るのかなぁ?
使ってみよう
では実際の利用イメージをご紹介します。まず、接続する直管の予備径を指定します。接続する直管の呼び径を指定します。呼び径をタップすると一覧が出るので選択するだけです。
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次に、測定の基準とする箇所を指定します。基準線を左右にフリックして動かします。以下の場所を指定出来ます。
①パイプの外側、②継手の中心、③パイプの内側、④継手先端
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測定する場所を決めたら実際にメジャーで測定しましょう。測定した結果をアプリに入力してください。
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切寸法が表示されるので、この長さで配管を切断しましょう。簡単ですね!
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これなら自分にも出来そうかも。継手の変更はどうやるの?
左右の継手またはカタログボタンをタップし、パイプカタログで継手を変更します。継手の画像の下部にあるスパナのアイコンをタップすると選択できます。左右の継手はそれぞれ別なものを選択出来ます。
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補足
径違い(異径)の継手を設定すると赤いアイコンが表示されます。この赤いアイコンをタップすると継手の接続口を変更できます。
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継手を上下にフリックすると継手が回転します。単に見た目が変わるだけで切寸法に変化は無いのですが、見た目を実際の現場の配置に合わせることでイメージがしやすくなります。
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注意事項
- 継手等の製品はJIS規格(日本産業規格)等で定められた寸法で製造されていますが、これらの規格では一定の誤差が認められています。
- 当アプリではエルボ等の継手の角度を90°として切寸法を算出していますが、実際の継手は91.17°とされています。そのためアプリでは切寸法が1mにつき約0.2mm短く表示されます
今後追加予定の機能
以下の機能を追加すべく鋭意開発中です。完成次第随時バージョンアップで公開していきます。
- 継手の追加
- HTやMDなど継手の種類の増強に加え、DVなど既存の種類についても、30°エルボなどメーカー規格の継手の追加も予定しています。
- 45°継手の対応
- 両端の直管同士の水平距離から斜辺の切寸法を求められるようにする予定です。面倒なルート計算が不要に!
- 良く使う継手をまとめる道具箱機能
- 道具箱はQRコード等で他のユーザにも共有可能にする予定