ソケットやインクリーザなど、一見配管Pipitでは測定出来なさそうに見える継手についても、パイプカタログにある「接合部」を使うことで測定が可能です。
ソケットは接続出来ない?

ソケットやインクリーザを使いたいのだけどパイプカタログからセット出来ないよ〜。切寸法は測れないの?





その手の継手は「接合部」をセットして測定出来るぞ
90°エルボや45°エルボは反対側のパイプを測定箇所に指定出来ますが…


ソケットやインクリーザなどは反対側のパイプが真っ直ぐにつながるため同じことが出来ません。そのため、測定できるのは継手の先端からの距離だけです。このような継手は「接合部」をセットすることで測定可能です。


「接合部」とは
パイプカタログにある、先端しかない謎の継手が「接合部」です。これは実在する継手ではなく、その名の通りエルボやソケットの継手の接合部分の寸法を表したものです。





これってDV継手にしかないの?
他の種類の継手にもあります。TSだと「受口部共通寸法」など、継手の種類によって名称が異なります。紛らわしくて申し訳有りませんが、JIS規格の名称をそのまま採用しているのでこうなってしまっています…


素早くセットする方法
パイプカタログから設定する以外に、測定画面にある専用ボタンを押すことでも接合部をセット出来ます。継手の種類に応じた接合部が自動的に選択され、便利です。


このボタンは無料版では機能ロックされています。無料で貯まるポイントを消費してロック解除するか、プロ版を購入することで使用可能になります。


何故これで寸法が測れるのか
測定箇所を「継手の先端」にした場合、測定値に「差込口の長さ」を足したものが切り寸法になります。差込口の長さは、継手の種類(DVや白ねじ継手など)と呼び径が同じならソケットでもインクリーザでも同じです。更に言うとエルボでもチーズでも同じなので、継手の先端を基準に測定するのであれば、これらの代わりに接合部をセットし測定値を入力しても同じ結果になります。


まとめ
- ソケットやインクリーザなどの「真っ直ぐな継手」を使って切寸法を求めるには、パイプカタログから「接合部」をセットする。
- ただし測定箇所に指定できるのは「継手の端面」だけ。
- 接合部の名称は継手の種類によって異なる。